こんにちは!スタッフのAです。
今回の「京都の匠」では西陣絣の徳永絣工房から第9回「徳永ひろし絣創作展」の様子をお届けいたします!
初めに徳永弘さんのご紹介です。
繊細で上品な絣織の糸を加工されている徳永さんは伝統工芸士としてご活躍されています。
絣織はインドから約3000年前に日本に伝わった歴史ある織物とのことです。
お待たせいたしました!この歴史ある織物と伝統工芸士の匠の技を見て学べる作品展をどうぞ。
ご覧ください!この美しい織物。本当に素敵です。
絣織を代表する矢絣には大切な愛娘が嫁ぐ際に「嫁に行ったら出戻りにならないように」という親心を込めて持たせるそうです。
また「ニコニコ矢絣」のお話も教えていただきました(^ ^)
このお話はぜひ直接徳永さんから聞いてくださいね!
反物だけでなく、色々な商品がありました。私は絣のかばんに一目惚れ。 ありがたく買わせていただきました。
絣織の柄は自然をテーマにしているそうで、矢絣や豚の餌箱といったネーミングの柄もあるそうです 笑
絣の工程は白い糸に染める部分と染めない部分を分ける作業を行い、それを柄に応じて少しずつずらすことが必要とのこと(・o・)
簡単だよと仰っていましたが、とても繊細で高い技が必要だと感じました。
こちらは「はしご」という機械。糸をずらしていくことで、図案通りの柄をつくっていくそうです。出来た糸を織る機械も見せていただきました。
最後は「太子間道」の復元オブジェです。
1983年西陣で飛鳥時代の絹がすりを復元するプロジェクトに 携わった徳永さん。格調高い歴史ある色を現世によみがえらせた際の絹がこの太陽です!
飛鳥の絹かすりを復元させてしまうほどの技は、まさに日本の宝。織物業界にとっては、まさに太陽のような存在と思います。太陽のオブジェからエネルギーをいただきました(^_^)
ちなみ太陽の光は徳永さんがいままで訪れたお店の箸袋なんですよ!
今後益々貴重になっていく絣織物。日本の伝統工芸は匠が長年培われてこられた技術が凝縮された一品なんだと感じさせていただきました。
また親切丁寧にご説明いただき、本当にありがとうございました。
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