こんにちは。スタッフのAです。
今回も絣織の糸を加工されている徳永絣工房にお伺いさせていただき、男巻き(おまき)を見学させていただきました。
生の職人技を拝見できるとあってドキドキしております!
「男巻き」とは加工した糸を、着物を織る機屋(はたや)に卸すための最終工程で、おさに通した糸を、柄を合わせながら糸をピンとはり、「男巻き(おまき)」と呼ばれるに巻いていく作業とのことです。
着物の幅は決まっていて、畦(あぜ)と呼ばれる糸の道を、16本ずつ通っていくそうです。
今回は全部で約2400本、なんと着物8反分を織れるそうです!
巻いていくのも簡単ではありません。
途中で糸が切れたらつないで結んだり、糸がよじれないように確認しながらの作業です。
ぱっと見ただけでは全く分からないです。
さすがは熟練された職人技です。
糸が細い場合は、1週間もかけて巻く場合もあるそうです。
白い糸に、くくりをつけて、柄になるように染める。そして糸の柄を合わせて巻きあげ、機屋にバトンタッチ。
着物ができるまでには、多くの工程があり、その工程の随所に匠の技が活かされているのだなと、改めて感心いたしました。
それにしても綺麗な色「紫紺」という色だそうです。
どんな着物が出来るのか楽しみです!
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